2000年代以降企業活動のグローバル化・デジタル化の加速に伴い、取り扱う情報量が急増するともに全世界で時差を超えたビジネスの24時間稼働が常態化し、企業の社員・経営者は常に緊張した状態に置かれるようになってきています。
一方で、オンラインでのメールや会議が一般化し、リアルでのコミュニケーションや会社以外のコミュニティでの交流が減少しています。
このような急激な環境変化は、社員のストレスを高めるとともに精神的な拠り所や回復の機会を奪い、メンタルヘルス不調者やその予備軍が急速に増えてきています。身体的な疾病も、その多くはストレスが原因や起点になっています。
この状況を踏まえ、私どもは、医農福・産官学の連携によって最先端のストレス計測技術の開発・普及を促進するとともに、農山漁村の自然の健康効用を活用した「健康で幸福度の高いワーク・ライフスタイル」の開発・普及や健康な食の仕組みづくりを促進するための「共創の場」として当社団を設立したいと思います。
また、社団の活動を通じて農業や園芸をライフスタイルとして楽しむ「ウェルビーイング・ファーマー」を増やし、農業人口の拡大や都市から地方への人の流れを創り出し、ウェルビーイングな社会の実現に貢献していきたいと考えています。

医農福・産官学連携で「自然と共生し健康で幸福度の高い働き方・生き方」を創造し、地方創生に貢献する、そして、自然と共生した自分らしい豊かな暮らしの実現を目指す。

• 農山漁村の自然と園芸が持つ健康効用を活用した、心身ともに健康なワーク・ライフ・スタイルの開発・普及
• ストレス計測技術の研究開発促進とその成果を活用した企業の健康経営サポート
• 健康な食づくりと食育、ならびにフードロス・フードマイレージの最小化に向けた仕組みづくりの促進